COLUMN
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年齢を重ねると、肌悩みはひとつに絞れなくなってきます。
乾燥が気になる一方で毛穴も目立つ。以前より肌のハリがなくなり、ファンデーションのノリもいまひとつ。くすみやキメの乱れも気になる。
そんな複数の悩みを抱えた肌のケアに用いられているのが、エレクトロポレーションです。
エレクトロポレーションは、特殊な電気パルスを利用して、皮膚の透過性を一時的に高め、美容成分が皮膚内へ移行しやすい状態をつくる施術です。針を使わないため、注射や肌に傷をつける治療に比べてダウンタイムが少ないことも特徴です。
エレクトロポレーションはどのような成分を導入するかによって、目指す肌のケアも変わります。当院では5種類の導入剤を肌の状態や気になる症状に合わせて使い分けています。
今回は、エレクトロポレーションの仕組みから、5種類の導入剤の特徴、乾燥・毛穴・ハリ不足など肌悩みとの関係まで詳しく解説します。
肌には、外部から異物が入り込むのを防ぐバリア機能があります。
これは肌を守るために欠かせない働きですが、その一方で、スキンケアで塗った美容成分が簡単に肌の奥へは届きにくいという一面もあります。
エレクトロポレーションでは、特殊な電気パルスを肌に与えることで、皮膚の透過性を一時的に高め、通常は通過しにくい美容成分の皮膚内への移行を促します。
この技術は、もともと細胞や組織への物質導入などにも利用されてきた「エレクトロポレーション(電気穿孔法)」を応用したものです。
エレクトロポレーションとイオン導入は、どちらも電気を利用して美容成分の皮膚への移行を促す施術です。
ただし、仕組みには次のような違いがあります。
微弱な電流を利用して、電荷を持つ成分の皮膚への移行を促します。そのため、ビタミンC誘導体など、イオン化できる成分の導入に適しています。
短時間の電気パルスによって皮膚の透過性を一時的に変化させます。イオン化しにくい成分も対象にできるため、導入できる成分の幅が広いことが特徴です。
どちらが優れているというより、導入したい成分や肌の状態、施術の目的によって使い分けるものと考えるとよいでしょう。
エレクトロポレーションの施術そのものは、シミや毛穴を直接治療するものではありません。
たとえば乾燥が気になる場合には保湿を重視した成分、ハリ不足が気になる場合にはペプチドなどを含む成分というように、肌の状態に応じて導入剤を考えていきます。
「毛穴が気になる」といっても、乾燥によってキメが乱れて毛穴が目立っている場合と、皮脂分泌やハリの低下によって目立っている場合では、肌の状態は異なります。
エレクトロポレーションでは肌状態を正しく見極め、どんな効果を狙って何を導入するかが重要になってくるのです。
当院では、肌の状態や目的に合わせて5種類の導入剤を使用しています。
乾燥やうるおい不足が気になる方に
D・Hジェルには、3種類のヒアルロン酸が配合されています。
ヒアルロン酸は高い保水力を持つ成分で、肌のうるおいを保つために重要な役割を担っています。
「以前より肌が乾燥しやすくなった」「肌がごわつく」「ツヤが出にくい」と感じる場合には、まず肌のうるおいを整えることが大切です。
D・Hジェルは、乾燥によるキメの乱れや、うるおい不足によるハリ感の低下が気になる方に向いています。
また、ほかの美容成分を組み合わせて導入する際のベースとしても使用します。
複数の肌悩みが重なっている方に
W・H10エッセンスには、ヒトサイタイ血幹細胞順化培養液10%をはじめ、全23種類の美容成分が配合されています。
年齢を重ねると、「乾燥だけ」「毛穴だけ」と悩みをひとつに分けるのが難しくなることがあります。
乾燥に加えてハリも気になる、肌のキメが乱れて毛穴も目立つなど、いくつかの悩みが重なっている場合には、複数の美容成分を含むW・H10エッセンスを使用します。
ハリやキメが気になる方に
A・Gローションには、ペプチド、ビタミンB群、アラントインなどが配合されています。
ペプチドは、美容成分として肌のコンディショニングを目的に用いられている成分です。
「肌のハリが以前より物足りない」「キメの整ったなめらかな肌を目指したい」といった場合に、ベースとなる美容液と組み合わせて使用します。
ハリ不足だけを見るのではなく、乾燥やキメの乱れなども含めて肌全体の状態を見ながら導入内容を考えます。
肌のコンディションを整えたい方に
S・Pローションには、プラセンタエキスが配合されています。
プラセンタは、美容目的のスキンケアや美容医療で用いられている成分のひとつです。
乾燥やキメの乱れなど、肌のコンディションが気になる場合に、肌の状態を見ながらベースとなる美容液と組み合わせて使用します。
肌のコンディションを整えたい方に
W・Cローションには、魚由来の加水分解コラーゲンが配合されています。
肌のうるおいを長時間保ち、乾燥による小じわやハリ不足にアプローチ。しっとりと弾力のある肌へ導きます。肌悩みに合わせてベース剤に混ぜて使用します。
エレクトロポレーションでは、針を皮膚に刺すことはありません。
施術中は、機器によってピリピリとした刺激や、ひんやりした感覚を感じることがありますが、一般的には強い痛みを伴う施術ではありません。
また、レーザーや肌に針を刺す治療とは異なり、通常は大きなダウンタイムを必要としません。施術後に一時的な赤みや刺激感が出ることはありますが、比較的日常生活に取り入れやすい美肌治療です。
「肌のケアはしたいけれど、仕事や予定を休むほどのダウンタイムは避けたい」という方にも向いています。
エレクトロポレーションは、針を使わずに美容成分の皮膚への移行を促せる、比較的取り入れやすい美肌治療です。
当院では、D・Hジェル、W・H10エッセンス、A・Gローション、S・Pローション、W・Cローションの5種類を用意し、一人ひとりの肌状態に合わせて使用しています。
乾燥が気になるならうるおいを補う。ハリが気になるなら、肌の状態を見ながらハリのケアを考える。複数の悩みが重なっているなら、導入剤を組み合わせるというように、患者様が現在気になっている肌悩みに適した施術をご提供いたします。
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【記事監修医師プロフィール】
宮崎 浩彦 医師
経歴
1995年 国立東京医科歯科大学卒業
1995年 歯科医師免許取得
1995年 東京医科歯科大学病院勤務
2003年 公立札幌医科大学卒業
2003年 医師免許取得
2003年 東京警察病院勤務
2004年 中央グループ勤務
2005年 水戸中央美容形成クリニック開院
資格
日本美容外科学会専門医
日本形成外科学会
監修医師紹介ページはこちら
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水戸中央美容形成クリニック 院長
宮崎 浩彦Hirohiko Miyazaki