COLUMN
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夏を目前にして、ジメジメとした梅雨の季節に入りました。
汗ばむシーズンになると気になるのは自分の「臭い」。
中でも深刻なのはワキガ体質を持った方のお悩みです。
意外かもしれませんが、日本でワキガ体質を持った方の割合は、
女性が60%を占めるという統計結果も出ています。
また、女性の方が「臭い」の悩みに対して敏感で、それだけ改善や治療に対して関心があることも確かです。
今回はなかなか人には相談しにくい「ワキガ」について詳しく解説します。
ワキガ体質である人の割合が女性の方が多いのは、以下のような原因が影響しています。
人間には、身体から汗を表面へ送り出す汗腺「エクリン汗腺」と「アポクリン汗腺」の2種類が存在します。
エクリン汗腺は全身に分布しており、汗を分泌することで体温の調節をする働きがあります。汗の成分の99%はサラサラとした水分で、臭いはほとんどありません。
一方、アポクリン汗腺は脇、乳輪周囲、下腹部(デリケートゾーン)、耳など限られた場所にだけ存在し、分泌された汗には臭いの原因となる皮脂やたんぱく質が含まれています。その汗が皮膚表面にある常在菌によって分解されることで、ワキガの独特な臭いを発するようになります。
このことから「アポクリン汗腺の数が多い人=ワキガ体質である」と定義づけされます。
一般的に女性は男性に比べると、アポクリン汗腺の数が多い傾向にありますので、男性よりも高いワキガ発症リスク抱えていると言えるでしょう。
女性は男性よりも圧倒的に皮下脂肪が多く、皮脂腺から分泌される皮脂の量も多いとされています。
皮脂は「臭い」を発生する大きな要因の1つですので、この側面からもワキガ発症のリスクは女性の方が高いと考えられます。
更年期になると女性ホルモンの1つであるエストロゲンは急激に減少しホルモンバランスの乱れが生じ、汗腺の働きに直接影響を及ぼします。
更年期障害の症状に代表される「多汗症」や「ホットフラッシュ」などの発汗異常は「ホルモンバランスの乱れ」が原因で起こる症状です。
汗の悩みや臭いの悩みとは無縁だった女性が、更年期の発汗異常をきっかけに、アポクリン汗腺が刺激を受け活発化したことで、ワキガが発症したり、これまで軽度だったワキガが悪化したりするケースもあるので注意が必要です。
ドラッグストアには様々なデオドラント商品が揃っており、ワキガ臭対策も数多くありますが、根本的なワキガの改善を望まれる方はぜひ専門の医療機関へご相談ください。
当院では患者様の肌への負担の少ない切らないワキガ治療「ビューホット」をご用意しております。
ビューホットは高周波を照射することでニオイや汗の元となる汗腺を効率的に減らしていく治療です。
肌全体に均等に熱を浸透させて2つの汗腺を同時に破壊することで「汗の量」と「臭い」、2つのお悩みを同時に治療することが可能です。
ビューホットは、従来の手術では治療できなかった
・手のひら(手掌多汗症)
・足の裏(足底多汗症)
・デリケートゾーン)
(外陰部臭症・スソわきが)
・乳輪周囲(チチガ)
などの部位にも適応します。
切開を伴わないため、ダウンタイムも時間とともに落ち着いていき、傷跡を残すこともないため、女性やお子様でも安心して受けていただける治療です。
・脇の臭いが気になる
・多汗症を改善したい
・1回の治療で効果を出したい
・手術による傷跡は残したくない
・子供のワキガを改善したい
・デリケートゾーンのニオイが気になる
・ブラジャーからワキガの臭いがする
・ダウンタイムが少ないワキガ治療がしたい
なかなか人には相談しづらい女性のワキガや汗のお悩みですが、当院では専門のカウンセラーが誠心誠意サポートいたします。
ぜひお気軽にご連絡、ご相談ください!→
当院の「ワキガ治療」「多汗症治療」について、詳しくはこちら→
【記事監修】
水戸中央美容形成クリニック
院長 宮崎 浩彦
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水戸中央美容形成クリニック 院長
宮崎 浩彦Hirohiko Miyazaki