COLUMN
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「冬はただでさえ乾燥するのに、刺激の強いピーリング治療なんてとんでもない」
そう感じている方は多いのではないでしょうか。
確かに、刺激の強いケアを無理に行えば、冬の肌には負担になりかねません。
しかしその認識、半分は正解で、半分は思い込みかもしれません。
というのも、冬の肌トラブルの多くは、
“乾燥そのもの”ではなく、“動かなくなった角質”が原因になっているケースが非常に多い
からです。
寒さが本格化すると、私たちの体は生命維持を優先し、
皮膚の末端への血流が低下します。
その影響で、肌のターンオーバーも自然とスローダウン。
本来であれば、
一定の周期で剥がれ落ちるはずの古い角質が、
肌表面にとどまり続け、少しずつ蓄積していきます。
この状態が続くと、見た目は「乾いている」だけなのに、
触るとゴワつく。
透明感がなく、顔色が冴えない。
しっかり保湿しているはずなのに、すぐ突っ張る。
いわゆる“保湿迷子”の状態に陥りやすくなります。
乾燥肌で冬のスキンケアを丁寧にされている方ほど、
「これ以上、何をすればいいの?」という行き詰まりと感じているケースがあります。
その場合、違和感の原因は使っている
化粧水や美容液の“質”の問題ではないことがほとんどです。
おそらく、原因は分厚く肌に残っている角質です。角質が厚く、硬くなっていると、
どれだけ良い成分を重ねても、肌はそれをうまく受け取ることができない状態となっています。
冬のスキンケアに必要なのは、
まずは
“受け取れる肌状態に整えること”。
ここで、選択肢としておすすめしたいのが、クリニックでの
ピーリング治療「マッサージピール」です。
マッサージピールは、
従来の「剥がす」「削る」ピーリング治療とは、少し立ち位置が異なる治療です。
使用されるのは、
高濃度トリクロロ酢酸(TCA)に、低濃度過酸化水素、
さらに美白成分であるコウジ酸を配合した専用薬剤「PRX-T33®」。
この薬剤は、
TCAが真皮層の線維芽細胞に働きかけ、
コラーゲン生成を促進する一方で、
過酸化水素の作用により表皮への強いダメージを抑える設計になっています。
そのため、肌表面を無理に剥がすことなく、真皮層に直接アプローチできる
という点が、マッサージピール最大の特徴です。
施術では、薬剤を肌に塗布し、
やさしくマッサージするようになじませていきます。
刺激や痛みは比較的少なく、
施術直後から「ツヤが出た」「肌がなめらかになった」と感じる方も少なくありません。
即時的なハリ感に加え、
その後数週間かけてコラーゲン生成が進むことで、
肌質そのものが内側から底上げされていく
。
それが、マッサージピールの最大の特徴です。
また、顔だけでなく、
首やデコルテ、手の甲など、
乾燥や年齢変化が出やすい部位にも施術が可能な点も、嬉しいポイントです。
乾燥しやすい季節でも取り入れやすい理由は、
角質を無理に剥がさず、
むしろ肌の再生力を高める設計にあると言えるでしょう。
マッサージピールの作用は、
単なる角質ケアにとどまりません。
真皮層でのコラーゲン産生が促されることで、
肌のハリや弾力が底上げされ、
結果として毛穴の開きや、たるみ感の予防にもつながります。
また、配合されているコウジ酸には、
メラニン生成を抑制する作用があり、
冬に目立ちやすいくすみや色ムラへのアプローチも期待できます。
ニキビ跡についても、
継続的に治療を行うことで、
肌質全体の改善という形で変化を感じる方が少なくありません。
「ひとつの悩みをピンポイントで治す」というより、
冬の停滞した肌を、まとめて立て直す。
そんなイメージが近い治療です。
施術後は、
セラミドなどでバリア機能を支えるケアを意識し、
水分と油分のバランスを丁寧に整えてあげることで、
肌は驚くほど安定していきます。
「ピーリング治療=乾燥するもの」というイメージが強い方ほど、
実際に体感したあとのギャップに、
少し驚かれることが多い治療です。
冬は、守るだけのケアに偏りがちな季節。
ですが、静かに停滞した肌には、
そっとスイッチを入れてあげるケアも必要です。
マッサージピールで削らず、傷つけず、
肌本来の再生力を引き出してみませんか。
当院では、肌状態やお悩みに合わせて、
無理のない美肌治療をご提案しています。
冬の肌ケアに迷ったら、どうぞお気軽にご相談ください。
\当院の「マッサージピール」詳しくはこちら/
【記事監修医師プロフィール】
宮崎 浩彦 医師
経歴
平成7年国立東京医科歯科大学卒業
平成7年歯科医師免許取得
平成15年公立札幌医科大学卒業
平成15年医師免許取得
資格
日本美容外科学会専門医
日本形成外科学会
監修医師紹介ページはこちら
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水戸中央美容形成クリニック 院長
宮崎 浩彦Hirohiko Miyazaki