COLUMN
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年齢を重ねると増え続ける肌悩みですが、中でもシミの存在に悩む方からのご相談は当院にも多く寄せられます。
美白化粧品の使用、ビタミンCの摂取、さらにカバー力のあるファンデーションとコンシーラーで格闘というルーティンを繰り返す日々に疲れてきたなら、それは美容クリニックでのシミ治療に踏み切るタイミングです。
さて、一見同じように見える顔のシミですが、実はシミにも種類があり、できた原因も適した治療法も異なることをご存知でしょうか。
シミ治療で最も重要なことは、ご自身のシミの正体をきちんと見極め、正しい治療法を行うことです。
今回はシミの種類や原因、正しい治療法についてお話します。
「老人性色素斑」をご存知でしょうか?
聞きなれないかと思われますが、日焼けによる紫外線の影響で発生する、いわゆる一般的に「シミ」と呼ばれているものはこの「老人性色素斑」に分類されます。
「老人性色素斑」は加齢に伴い表面化するもので、最も発生率の高いシミです。
紫外線を浴びた直後にできるものではなく、それまでに受けた紫外線ダメージの蓄積がシミとなり顔・首・手・背中など、どこにでも発生します。
「老人性色素斑」は若い頃から紫外線対策を行うことで、ある程度発生を抑えることもできますし、市販の美白化粧品(メラニンの生成を抑える効果)を使用することで予防することもできるシミです。
美容医療では老人性色素斑の治療として
・シミ取りレーザー
・光治療
・ケミカルピーリング
・美白有効成分のイオン導入や注射および点滴治療
が有効とされています。
しかしながら、一見「老人性色素斑」に見えるシミも、別のタイプのシミである場合があるので、治療を開始する場合は正しくシミのタイプを見極めることが重要です。
一見「老人性色素斑」と見分けがつかない「肝斑」の特徴についてお話します。
実はシミに悩む人の中には「肝斑」と疑われるシミを持っている方もおられます。
肝斑だけでなく老人性色素斑も重なるように併発している方が多いため、ハッキリと見分けがつかないのが肝斑の厄介なところです。
・頬骨に沿って両方の頬に左右対称の形で発生している
・ハッキリとした輪郭がなく、ぼんやりと広がっている
・目の周りだけを白く縁取ったように避けて発生している
・妊娠・出産・もしくは更年期の入り口というタイミングで発生し始めた
このような特徴があれば「肝斑」の可能性がでてきます。
肝斑の発生には女性ホルモンのバランスが関与していると考えられているため、ホルモンバランスに変化が訪れる30代・40代に発生し始める方が多いのも特徴です。
また「肝斑」は50代の後半以降は、自然と薄くなったり消滅する方もいらっしゃいます。
肝斑も普通のシミ予防と同様に紫外線対策を日常的に行うことが悪化の予防につながるので、念入りに行いましょう。
また、マッサージやこすり洗いなどの接触性の刺激が肝斑悪化の原因になることもあるので注意が必要です。
肝斑に出力の高いシミ取りレーザー治療を行うと、熱刺激で症状が悪化してしまう可能性が高いので、美容医療における肝斑治療は主にトラネキサム酸などの内服や他の外用などが中心となりますが、当院では肝斑治療にも対応できる様々な治療法をご用意しています。
肝斑を間違った治療で悪化させないためには、シミの種類と症状を正しく見極め適切な治療を行うことが重要です。
ご自身のシミのタイプが老人性色素斑か?肝斑か?両方のミックスなのか?他の別の種類のシミなのか?
その判断はとても難しいものなので、シミを改善したい方は迷わず専門医の診断を受けましょう。
水戸中央美容形成クリニックでは、時間をかけた診察とカウンセリングで患者様のシミの種類や状態をしっかりと見極め、最も効果的な治療計画をご提案しサポートいたします。
当院のシミ取りレーザー治療では、キュテラ社のピコレーザー「エンライトン」やサイノシュアー社のピコレーザー「ピコシュア」を使用しています。ピコレーザーはパルス幅が「ナノ秒」より更に短い「ピコ秒」であるため、周辺組織へのダメージが少なく、痛みを最小限に抑えることが可能となりました。
他にもフォトRFオーロラ/Eライト(光治療)・ビタミン注射・白玉注射・マッサージピール・イオン導入・プラセンタ注射・内服外用薬処方など、お客様のシミの状態に適した様々なシミ改善へのアプローチを多数ご用意しております。
当院の「シミ・肝斑・そばかす治療」詳しくはこちら→
只今、平日限定の美肌治療5回セットをご用意しております。
ご興味のある方はお電話または予約フォームよりお問い合わせください。
【記事監修】
水戸中央美容形成クリニック
院長 宮崎 浩彦
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水戸中央美容形成クリニック 院長
宮崎 浩彦Hirohiko Miyazaki