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美容医療において、肌のターンオーバー(生まれ変わり)を促し、くすみやシミ、ニキビ跡などの改善を目指す「ピーリング」は長年支持されてきた定番施術です。
近年、従来のピーリングとは異なるアプローチで注目を集めているのが「ミラノリピール」。
従来のピーリングが「角質を剥がして肌をリセットする」ものであるのに対し、ミラノリピールは「肌の再生力を引き出し、美しく育てる」次世代ピーリングと呼ばれています。
今回は、ミラノリピールが従来のピーリングとどう違うのか、どのような肌悩みに向いているのか、施術の流れまでを詳しくご紹介します。
ミラノリピールはイタリア発のピーリング治療で、主成分であるトリクロロ酢酸(TCA)を中心に、複数の美肌成分を独自にブレンドしています。
TCAピーリングといえば、強い剥離作用とダウンタイムが心配される治療でしたが、ミラノリピールは成分のバランスと浸透設計により、マイルドな刺激でしっかりと肌再生を促すことが可能になりました。
古い角質をしっかり除去し、肌のターンオーバーを活性化
角質ケアと透明感アップ、毛穴詰まりの改善
コラーゲンの生成を促進し、肌のハリ・弾力を高める
うるおいを与え、施術後の乾燥や刺激を最小限に抑える
このように、ミラノリピールは「表面の角質を整える作用」と「内側の肌を育てる作用」の両方を兼ね備えています。
従来のピーリングにありがちな強い赤みや長引く皮むけが起こりにくく、敏感肌の方でも受けやすいのが特徴です。
従来のピーリングは、グリコール酸やサリチル酸などの酸を使って肌表面の古い角質を取り除くことで、肌の生まれ変わりを促す施術が主流でした。余分な角質をオフすることで、肌が明るくなったり、ニキビや毛穴詰まりの改善が期待できる一方、刺激が強く、施術後に赤みやつっぱり感、皮むけが出るケースも少なくありません。特に乾燥肌や敏感肌の方は、施術をためらうことも多かったのではないでしょうか。
ミラノリピールは、同じピーリングでもアプローチが大きく異なります。
肌表面の角質を取り除く「剥離作用」に加えて、肌内部の再生力を高める「リジュビネーション(再生)作用」を併せ持っているのが最大の特徴です。
これにより、刺激を抑えながらも肌のハリ・弾力を高め、明るくなめらかな肌へ導くことができます。
施術時の刺激も従来よりマイルドで、赤みや皮むけが目立ちにくいため、敏感肌の方にも取り入れやすい点も大きなメリットです。
また、従来のピーリングが「角質を落とす」ことで一時的な改善を狙うのに対し、ミラノリピールは「肌そのものを育てる」ことを重視しているため、継続することで肌質そのものの底上げが期待できます。
つまり、従来のピーリングが“外側から整えるケア”であるのに対し、ミラノリピールは“内側からも美しさを引き出すケア”。同じ「ピーリング」でも、その仕上がりや満足度には大きな違いがあるのです。
ミラノリピールは、年齢や肌質を問わず、幅広いお悩みに対応できる万能な治療です。特に次のような方におすすめです。
・乾燥肌や敏感肌で従来のピーリングが合わなかった
・ハリや弾力の低下、小じわが気になる
・毛穴の開きやざらつきを改善したい
・くすみをなくして明るく透明感のある肌を目指したい
・忙しくてダウンタイムを取れない
実際の施術はとてもシンプルで、
短時間で終わるのも魅力のひとつです。ダウンタイムはほとんどなく、施術直後からメイクも可能です。仕事や予定の合間にも受けやすい施術といえます。
肌の汚れや皮脂、メイクを丁寧に落とします。
ピーリング剤をムラなく均一に塗布します。
5〜10分ほど時間を置き、有効成分をしっかり浸透させます。
薬剤をやさしく拭き取り、中和して肌を落ち着かせます。
仕上げに保湿を行い、肌を整えます。
ピーリング後の肌は非常にデリケートです。ダメージを与えず、効果を最大限に引き出すために、以下のポイントが重要になります。
・紫外線対策を徹底する(UVケアは必須)
・洗顔やスキンケアはこすらず、やさしく行う
・十分な保湿を心がける(ヒアルロン酸配合の化粧品が◎)
・当日は激しい運動やサウナなど、過度な刺激は避ける
ミラノリピールは、従来のピーリングとは一線を画す「剥離+肌再生」のダブルアプローチが最大の特徴です。
角質をオフするだけでなく、内側からハリや透明感を引き出すため、エイジングサインが気になり始める30代以降の方にも特に人気があります。
敏感肌でも受けやすく、ダウンタイムが少ないため、これまでピーリングを諦めていた方にもおすすめです。
肌質やお悩みに合わせた最適なピーリングを取り入れ、美しく健やかな素肌を育てていきましょう。
当院では、他にもお一人おひとりの肌質に合わせた美肌治療を多数取り揃えております。ぜひお気軽にご相談ください。
不安や疑問も遠慮なくご相談いただける環境ですので、安心してご相談ください。
\当院のミラノリピール/
【記事監修医師プロフィール】
宮崎 浩彦 医師
経歴
平成7年国立東京医科歯科大学卒業
平成7年歯科医師免許取得
平成15年公立札幌医科大学卒業
平成15年医師免許取得
資格
日本美容外科学会専門医
日本形成外科学会
監修医師紹介ページはこちら
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水戸中央美容形成クリニック 院長
宮崎 浩彦Hirohiko Miyazaki